映画感想『アントマン&ワスプ』
『アントマン』シリーズのネタバレが一部含まれます。それでいて、放映中の映画をとやかく言うのはポリシーに反するのでフワッとした感想。
ネタバレの千切りを私の体液にサッと絡めて炒めたイメージ。
『アントマン&ワスプ』
マーベルコミックス原作のシリーズの一作。
アメリカンコミックは出版社が同じであれば、同じ世界線という設定があるらしい。アントマンはその一作。映画の主人公としては2作目だが、登場作品としては3作目。1作目の『アントマン』、2作目『シビルウォー・キャプテンアメリカ』に登場する。
飄々としたキャラクターで憎めない性格。元囚人で、愛する娘の為にやらかした罪を償おうと考えるが、楽な道を歩いてしまう困った性格。彼は決してヒーローではなく、ただの一被験者だ。
映画館で観る予定はなかったけど、なんとなく我慢ができなくなった。『アントマン』が面白かったので。なお、昨日の金ローでやっていたやつは見ていない。
でも映画館まで観に行ってよかった。迫力を欲するタイプの映画だったのですよ。わっほい。
- アクションシーンが立体的でカッコいい。
- バーバヤーガちゃんの今後の展望は?
- やっぱり〇〇剤じゃないか。
- 吹き替え版のブラマヨ小杉が上手い。本人じゃねーか。
- ピム博士の発明便利すぎるな。
- ポープさんには幸せになって欲しい。つーか、強いな。
ワプススーツ!
今回のメインイベントはかつて量子の世界に行ってしまったがため、帰ってこれなくなったピム博士の妻の救出がメイン。彼女が昔使用していたスーツがワプススーツ。設計図が残っていた。
前作でごちゃごちゃ言ってたけど、ピム博士、研究に対して未練たらったらじゃねーか。
ワプススーツのモデルは羽根アリ。種類は知らん。スコットのスーツに羽根とブラスターがついたタイプ。何? ブラスターって。大小切り替えながら体術を駆使して戦うのがアントマンじゃないの? 何、ブラスターって。ロマンかよ。
ドタバタのアクションシーン!
アクションシーンを一言で表すなら、ドタバタ。
アントマンの戦闘スタイルは武力制圧よりも、身体の大小を切り替えながら相手を翻弄するスタイルである。縮小化によって相手の攻撃をいなし、巨大化し、連続戦闘でありながら相手を不意打ちに近い場所から倒す。本来の戦闘スタイルを見てもドタバタだ。
しかし、今回はスーツの戦闘がメインになるわけではない。前作でも、戦闘よりも知能戦がメインだったしな。大小の切り替えを行える物が増え、おなじみのカーチェイスのシーンですらそれが適用される。加えて、ストーリー上の理由から、場面は乱戦に持ち込まれ、ドタバタとした盤面はコロコロ変わる。
時にコミカルに、観ている私たちすら驚かせる手腕は鮮やかだ。
おまけ!
面白いけど、マーベルコミックスレーベルの一つとして考えるとオススメがしにくい。一応独立した話ではあるので、背後関係が見えなくてもいいと言うならばオススメしてたら良い。たまに世界線に関わることをメインに喋るしな。
もっとオススメしやすければ完璧なんだが。
たまにどれから見ればいいとか聞かれるが、とりあえず個人的には、『アイアンマン』を1番に見ることを進めている。それから『アイアンマン2』理想的にはキャプテンアメリカとか他の面子についてもさらってもらいたいが、『アベンジャーズ』に突っ込ませるのが1番だろうか。好きなヒーローが見つかれば、あとは自分で突っ込んで行ってくれるだろう。
シリーズを紹介するならそんな感じ。
気に入れば、『Dr.ストレンジ』なり『ブラックパンサー』なり『アントマン』なり……と、進んで行ってくれるだろう。(アベンジャーズまで見せてその先も甘えようとしているなら先は無いのでは? と思っている)
アントマン&ワスプ?
滅茶苦茶面白かったよ!
あのシーンって仮面とって良かったの? 進化した人類の不思議パワーのせい?
え? 感想が雑? 知らんな。