心にうつりゆく由なしごと

漫画感想『五等分の花嫁』第66話

感想という特性上『五等分の花嫁』のネタバレを含みます。

ネタバレを沸騰したお湯で軽く茹で、表面の色が変わったら火を止め、鍋のまま、20分くらいかけて余熱でじっくり中まで熱を通します。レタス、アボカド、トマトをお皿に盛り付け、裂いたネタバレを盛りつければ完成です。

ネタバレとアボカドのサラダ。

 

『五等分の花嫁』第66話

スクランブルエッグ編6話目。四葉ちゃんの聖母が如き愛に溢れた回でした。というか、すごく繁雑としている。流石スクランブルエッグと言いますか。わっほい。

66話目に6話目。ビーストナンバーですね。小悪魔一花。聖母四葉に大天使二乃。機関車ニーノス。

二人は思い浮かばないので保留で。ベルゼブブ。

 

箇条書き感想!

  • 聖母四葉の微笑み
  • 風太郎は何を聞いたの? 余命宣告?
  • 義父と娘婿。お義父さんと風太郎の関係ですね。というか、お義父さん達血が繋がった親子じゃないの……?
  • 嫉妬の三玖、表情のコロコロ変わる子よね
  • 四葉ちゃん妹かわいい
  • 仲良くしたいって言った子、まさか……?
  • 取られたくないって事、自覚していなかったのね
  • 見分け方は愛。お爺ちゃんはやはり所作で見分けているのね
  • 脚の怪我はやはりミスリード
  • 三玖の真意とは?

というわけで、来週も楽しみです。

というか、お爺ちゃんとお義父さん、わりと造形同じだけど、本当に血繋がってないの? 

 

一花と四葉

ニコリと笑って、一花を連れ出す。うーん聖母が如き愛。四葉ちゃんかわいい。

 

涙を流す一花を連れて訪れたのは屋根の上。浴衣姿で横並び。眼下を通るお父さん。ニ乃に頼まれたのはお父さんの足止め。どうしようと、悩んでいる。ニ乃の恋路の為、それが自分の恋の終わりと知っていても。長女は歩き出す。

 

無理してない?

 

お姉ちゃんを心配する妹四葉ちゃん。

事情は知らずとも、察するものがある。語り方的には、感覚的なところが強いのかな?

 

何かを伝えるより先に昔話。要領を得ない。語られる昔の一花。ガキ大将一花の思い出。おやつにシールに仲良くしたい子。すぐ人のものが欲しくなっちゃう嫌な子。四葉ちゃん、辛辣ね。

というか、仲良くしたい子って男の子? 女の子? なんか、後々伏線になったりしませんこと? 男の子で、実は……みたいな。まぁ、風太郎の記憶にないって事は、それはなさそうですけどね。

 

そうして、好き勝手やっている一花は、確かに姉妹のリーダーで、お姉ちゃんだった。そんな一花はいつのまにか大人になっていた。お姉ちゃんだから。失意の底の五月の為に。その頃から我慢し続けたのかな。

 

私も、何が言いたいのかわからなくなってきた。だから……あれー? 何が言いたかったのかな……

 

 

 

 

 

今週の四葉ちゃん、滅茶苦茶かわいいッスね!! ……かな!

 

自分のしたいことを我慢している。一花ばかり我慢しないで、と四葉ちゃん。

その言葉で、自分の本心に気がつく一花。え、気がついてなかったんですか? 実は、私も寒かった。本心を言えたね。嫌な自分を自分として受け入れられたのかな。なんにせよ、戦いが激化しますね。恋は戦争。楽しみですのよ。

 

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とっちゃ、やだ

 

葛藤を溜め込んでいる一花も好きでしたけど、元気になってくれて嬉しい。あ、嫁はニ乃ですよ(過激派)。最近のデレデレっぷりは嫁評価を少し下げているけど。子どもは5人くらいかな。

 

三玖と五月

怒られる二人。

いや、二人を怒るのは筋違いじゃない? なんだか、父親らしさを履き違えているように見える。もしかして、風太郎の言葉が思った以上にクリティカルヒットだったのかな?

四葉は御手洗い、ニ乃は外にいる可能性を聞き出し、探しに行くお父さん。これが原因でお外に出たんですね。時刻は11時25分。ニ乃は30分以上は外にいたのかな? 風邪ひかないでね。

 

残された二人は、三人の行き先を想像する。

 

もしかして、フータローのとこだったりして

 

三玖さん、いい表情するね。そして、否定する五月。無いとは言い切れないと、モノローグ。そういえば、昨日風太郎を深夜に呼び出していましたね。五月は一花の気持ちとニ乃の変化を知っていますし。

 

そして、温泉へ。直前で部屋を抜け出した子がいることを怒られたのに、温泉へ。自由ですね。

 

そして、偽五月の正体が判明。先週、一花が偽五月説に違和感を少し覚えたけれど、正解は三玖。なんであんなことを言ったの? この関係を終わりにする。ネガティブなセリフだと思っていたけれど、三玖が言ったのなら、ポジティブに捉えるのが正解なのかな? 

そのうち語られるでしょうし、来週を待ちましょうかね。

 

というか、ラストページの光と闇感がすごい。

もしかしたら、春休み中にニ乃に宣戦布告されたりしたんですかね。三玖はかなりあからさまでしたし。なんとでも取れますね。

 

祖父と孫(仮)

お爺ちゃんについて回る孫。お爺ちゃん子かな?

そして、コツを聞く風太郎。見分けるコツ。弟子入りしたわけでは無いのね。つきまとっているだけなら、お爺ちゃん優しすぎない?

 

愛があれば見分けられる

 

あ、はい。

かと、思えば、所作で見分けている事が語られる。あからさまに描いてくれないとわからないですね。

そして、続けて問われる、風太郎の気持ち。

姉妹を見分ける。それは生半可な覚悟でできるものでは無い。何のために? 見分けてどうする?

 

姉妹と向き合う覚悟を問われる。パートナー? それはもう終わったよ。その関係は終わったよ。終わらせましょう。

もしかしたら、偽五月の言葉は、風太郎の答えの出し方に影響を与えるかもしれない。姉妹との関係の推移は、今後の命題になりそうですね。

 

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愛の形

 

というか、お爺ちゃんをストーカーしてたから、ニ乃の置き手紙に気がつかなかったのです?

早く行ってあげて。お義父さんと遭遇するけど。

 

 

おまけ!

今週の一花を見ていると、今回は自分の気持ちに向き合っただけで、キスまではいかない気がする。五月や四葉も、あまりそういう雰囲気でも無い。ニ乃か、三玖かな? 目の前でお爺ちゃんが倒れて人工呼吸とかもあるかもしれない。いや、医者おるやん。 五月や四葉だと、海で溺れた風太郎を、みたいなのしか思い浮かばない。

メインディッシュが楽しみです仕方がないですね。

 

あと、お義父さんとお爺ちゃん、親子じゃないのって思ったけど、風太郎も似たようなシルエットしているんですよ。

お婆ちゃんの代から、男の趣味が似ているんですかね? 外見はニ乃の好みって訳ではなかったですし、そういう訳ではないのかしらね。

いや、3人ともぶっきらぼう、野暮ったい外見、お義父さんは知らんけど優しい心根。やはり血は争えないのかもしれない。

 

本記事使用画像は発売の週刊少年マガジン、春場ねぎ先生の著作物、五等分の花嫁の引用物です。

著作権法第二章第三節第五款三二条(引用)