心にうつりゆく由なしごと

漫画感想『アクタージュ act-age』scene48

感想という特性上『アクタージュ act-age』のネタバレを含みます。

こねたネタバレを大小の円盤型に整え、重ねます。上にミカンを乗せれば、お正月といえば、これ! 正解は、越後製菓

 

『アクタージュ act-agescene48.

新年、明けましておめでとうございます。『アクタージュ act-age』のより一層の躍進を祈っております。

 

扉絵の羽子板、味噌汁のとぼけた感じが素晴らしいとは思いませんか? 景の変なTシャツといい、ね。アサガヤTシャツ発売されないかなー。

そんな今週の景のTシャツは、『アサガヤ』と謎の色Tシャツ。本当にあの色Tは何なんだろうか。というか、アサガヤのシーンでお弁当頬張っている景ちゃん、滅茶苦茶可愛くないですか? 私も餌付けしたい。

さて、2019年一発目は阿良也回。脇役たる青年が盛り上げ、主演の表現力による力技、青年の新たな力。そうして繋いできた集大成。絶対の演技力が更なる高みに舞台を運ぶ。

 

事件とかいいから。

 

ジョバンニが目覚めない。

  • この覚醒阿良也に景はどうやって立ち向かうのかな?
  • 七生の涙
  • 席を立つカムパネルラ、認めたくないジョバンニ
  • なんで、不穏な空気漂わせてんの
  • 同化する巌氏。え、もう銀河鉄道に乗り込んだんですか?
  • 阿良也は景の行く末の明るい未来と暗い世界を表す存在だったんですかね?
  • 役に入り込みすぎて境目が曖昧。相手役が景ってのもある種の不幸だったんですかね、戻ってこれるのかな?
  • やっぱり、気がついていたのね
  • は? 一波乱あるの?

あまり、一悶着を解決する系は好かないんですけどね。まぁ、それは個人的な好みであって、実際、夜凪景主人公の話としてはすごくいい展開なんですよね。

これをどう収めるか、更にどう導くか。今回のトラブル、今のところ3回ありましたけど、基本的にこの形なんですよね。どう収め、導くか。終始して巌ネルラ。千世ネルラは? 銀河鉄道序盤の楽しそうなシーン?

完璧な舞台の話を見たいのですよ。これがどう作用するか、楽しみですね。

 

前回も書いたけど、阿良也には正直あまり興奮を覚えない。私好みの回でもない。ついでに体調崩してしまってテンションがイマイチ上がりきらないので、あっさり行きますよ?

 

舞台裏、ストーリー上の不安

なんというか、もう終わる、終わってしまう感が漂っている。更に乱立する死亡フラグ。私、この舞台が終わったら、病院に行くんだ。

 

七生は、阿良也の演技に巌氏との別れを見る。

巌さんと出会えて

皆とお芝居できて

本当に良かった

 

何というか、怪しい雰囲気。少なくとも、この段階でやるのは、不安を覚える。

個人的には、本当にラストのシーン以外でこのセリフを使うのは不穏でしかない。

 

まぁ、案の定だよ!

 

いやだ

いやだ。

え、何やっているんですか⁉︎

恐らくは、憑依型の弱点となってしまうのがこの部分なんでしょうね。危険な程に現実との境目が曖昧で、相互に侵食する。

 

こうなってしまっては、アドリブで返すしかない。本来の銀河鉄道は、気がつくとカムパネルラが消えている。ここに、別れの言葉など存在しない。

ストーリー的に、求められるのは、ジョバンニがカムパネルラの死を受け入れること。

しかし、後戻りできない舞台で違和感なくやるには、勝手にジョバンニが納得するなんて方法はない。カムパネルラの言葉に、ジョバンニが理解を示す。

 

全て景次第。

 

次回が楽しみですねー。

 

おまけ

ないよ。