心にうつりゆく由なしごと

漫画感想『アクタージュ act-age』scene61

感想という特性上『アクタージュ act-age』のネタバレを含みます。

熱々のご飯に、なめ茸と刻みネタバレを載せましょう。なめ茸、美味しいですよね。

 

『アクタージュ act-agescene61.

二号連続Cカラー第一弾。この映研4人のカラーページなんですけどね。吉岡君は景に、景はひなちゃんに、ひなちゃんはリョーマに視線を向けているじゃないですか。リョーマはどこに視線を向けているんですかね? ひなちゃんにも見えますし、こっそりと吉岡君に向いているようにも見えます。作中、リョーマが吉岡君にかけた言葉を考えると、なんだか素敵ですね。夢の守人、花井遼馬。彼に幸あれ。

そんなリョーマから屋上で問いかけられる。夜凪景の存在意義。そして流れる吉岡監督の初作品。学園編もクライマックスを迎え、というか、やっぱりコレ。夜凪景のPVじゃないです?

さて、今回の景のTシャツは同様にタスマニアン。作中後半では、停学にも関わらず、制服着用。停学処分を受けたその帰り、大黒天にて。とかそういう感じなんですかね? 小学生がいるので、午後だとは思うのですけど。というか、大黒天は家なので? 靴下まで脱いで、まるで自宅の様な安心感ですね。

 

私も自宅でコーヒーで一息入れての箇条書き感想。

  • 生徒会長さん美人ね
  • 芝居を奪われたら、もう少し悩むと思っていたのですけどね。そう来ますか
  • 吉岡君は変態だよ?
  • お芝居に出会わない私、幻の普通って所ですかね
  • エンドクレジットと2人のスタッフ。創作とはかくも苦しく、幸せにあふれているのですよね
  • もしかして、かつての頑張っていたリョーマの姿に、ひなちゃんは惚れ込んだのですかね
  • 頑張れない
  • 停学。村社会ははみ出し者に厳しいですからね
  • フツーの定義、課題の達成、景のフツーはやっぱりそこにあるのですね
  • 働く決意をした黒ちゃん。そういえばこの人、2話目以降なんの仕事していたんですかね

フツーを見つけ出した景は、女優の道を選ぶ。その道しか、見えなかった彼女が見つけた可能性は迫る破滅を退けることに繋がるだけでなく、芝居の幅を広がることになりそうですね。

次章も楽しみですね。黒ちゃんとのコンビは、シチューのCMでした。どんな依頼が来たのでしょうか。私個人としてはなんとなく、ショートムービーとか、再びのCMなんじゃないかなと思っています。長いのは……、最終章ですかね? なんにせよ、どんな作品となるのでしょうね。

次回も楽しみです!

 

『隣の席の君』

吉岡新太監督の初監督作品に対する評価は、『よくわからない』が大半を占める様子。ほとんどPVみたいなない様でしたし、仕方がないですね。それでも認めてくれた人はいる様子。

最初、怒っていた生徒会長は夜凪景に魅せられた様子。なんかこの人、卒業式終わった後とかに、景のサインを貰いに来そうね。

 

映画は初め、隣の席の孤高の彼女がそこにいて、気がつけば居場所を得たみたいな内容なのですかね?夜凪景を知らない人には通じない内容となってしまうのですかね?

エンドクレジットに残るは、勇気の勲章。

 

ひなちゃんは、どんな未来を選ぶのでしょうね?

 

屋上の2人

前回投げかけられた問いに、あれだけ完璧に返されて仕舞えば文句は言えませんね(棒)。お芝居と出会えなかった貴方は、映画前半でしょう? とも思わなくはないです。

はっきり言って答えになっていない気もします。

私は、『だから何?』とか、『私は私よ』と宣言していると、そんな捉え方をしました。

 

リョーマがどの様な捉え方をしたかはわかりませんが、その後の自虐的自己紹介を見るに、前向きな回答を見出せなかったのでしょう。

お前みたいに前向きになれないんだよ、とそんな風に聞こえました。

 

対峙する景には、よくわからなかったのでしょうか。素直に、彼女自身の思いを伝えます。

純粋なお礼。

 

私たちのため

がんばってくれて

 

停学処分と学園編終幕

そんなこんなで学園編は終幕。作中の幕間、なかなか映らない就学時間、この時に景とひなちゃんはイチャイチャしているんでしょうね。妄想が広がります。

 

後夜祭で、無許可上映を敢行したという罪で捕縛。映研は全滅。個人的には、その程度で学校って刑を執行するんですねと言った所。

まぁ、なんでもいいや。

景に言わせると、停学なんてみんなやってるしフツー。リョーマは停学3回目よ、との弁。私の知ってるフツーと違いますね。というか、リョーマの停学理由、煙草じゃないですか? ダメよ煙草は。理由は臭いが嫌って理由ですけど。

それも、リョーマに言わせれば、フツーなのでしょうか。

まぁ、なんというか。景の見つけた真理はそれ。

 

フツーって

いっぱいあるんでしょ?

 

その真理に辿り着くの。なかなかできない気がするんですけどね。

 

そんな景に成長を見出した黒ちゃん。あらゆる可能性を示唆しながら、あらん限りの重みを込めて問いかける。

ただ、景にそんな事は関係ない。たどり着いたフツーの世界に、愛を捧げつつ、数ある普通から1つの世界を選び抜く。

 

夜凪景

第一志望、役者。

 

そんな景に、黒ちゃんが示す道が新章。彼の元に来た撮影依頼でしょうか? 久しぶりのコンビの仕事な胸が踊ります。

 

学園編、とても面白かったです。

次章も楽しみですね。

 

おまけ!

来週号の予告ページ。呪術廻戦の東堂が大暴れしていましたが、なんであの人あんなに笑えるんですかね。

景は尻と身長がデカイ女認定されなかったご様子。良かった。

 

というか、アクタージュの新刊は5月発売ですか。

伝説のアキラ君回が載っている回ですね。楽しみよね。

アキラファンの私としては買いです。何冊買おうかな〜、と言いたいところですが、ゴールデンウィークで入り用ですし、常識的な冊数が限度ですね。10連休ってなんなんですか。