漫画感想『アクタージュ act-age』scene46
感想という特性上『アクタージュ act-age』のネタバレを含みます。
キャベツの葉を何枚か剥がし、ラップをかけてレンチンします。ネタバレ挽肉、玉ねぎ、エリンギ、パン粉を混ぜた肉種を俵状にまとめ、キャベツに絡んでパスタで口を閉じます。味を整えたダシ汁で煮込んだら、完成です。ロールキャベツ。
『アクタージュ act-age』scene46.
アキラ回が終わってしまった。
一通りの問題は片付いたと見ていいのかな? と、ここからは景のターンだろうと当たりをつけて見ている。阿良也の圧倒的演技にどう立ち向かうのか⁉︎ というのを、観客席の視点から描くのだろうと予想していた。
景は過剰すぎる憑依型だから、おそらくイメージ以上の演技ってできないと思うのよね。阿良也の演技があって景がパワーアップってタイプではない。デスアイランド編は映画だったから、トライ&エラーで成長できた。そう考えると、今回は景の演技があって、という仕組みになるのでしょうかね。
阿良也が景に感化されるのか、すでに演技として完成しているものを見せつけられるのか。どちらにせよ、すごい舞台になりそうですね。
あ、今週の景のTシャツは『アサガヤ』。回想のみ。面白Tシャツいいよね。アキラの白Tも面白Tシャツにしたい。
というわけで箇条書き感想。
- 荒ぶる阿良也、巌氏の事大好きかよ
- ポロポロルイくん
- 詐欺師阿良也
- え、何で仮面剥がれたの? まさか、まだ問題が起こるの?
- あ、回想? もしかして、授業シーンも回想でやるつもりなのかな?
- ジョバンニの闇
- いや、お前別人だろ。二人一役でしょ、実は
- 最終幕は2人の演技力、巌氏の演出を魅せつける感じなのかな?
はい、そんな感じ。
今週は準備回的な要素が強いかな。緩急でいう所の緩。来週の景の姿が楽しみですね。
幕間
他人の成長を喜ぶ阿良也。
というか、景はともかく、アキラに対する評価が低すぎない?
そうして、他人の成長を見て、もっと進化できると目を輝かせる。喜びどころはそこかよ。だから、巌裕次郎の一番は俺だと、野心を燃やす。なんだか、怪しい雰囲気。
景が予想以上の演技とかやったら、崩れるか、こなくそと更なる高みを魅せてくれそう。
怪物VS新人
演技パートが楽しみになりますね。
テンション的には、ガラスの仮面の真夏の夜の夢が始まる時に感じたワクワク。
ブザー
ポロポロルイくん。泣かないで。
涙の理由はジョバンニへの感情移入。成人男性が少年を違和感なく演じる事が出来るって、やっぱりおかしいよね。かと思えば、死んだ目のジョバン……阿良也? ジョバンニに何があった⁉︎
ジャンプを何気なく開いたらあのページで、まだ何か一悶着あるのか、と辟易としたのは内緒ね。
場面はジョバンニの家。3幕、活版印刷所から帰ったジョバンニが、病気の母親を気遣うシーン。
え、ジョバンニ、こんなに目が死んでるの? スレてる。舞台序盤のザネリとの絡みの時には、見せなかった顔。家だけでの表情かな?
ジョバンニは母親を疎ましく思っていたと、阿良也は役作りある段階で思っていた。その実、ジョバンニは母親に救われていたと、阿良也は知っている。
どういった表現になるのか、楽しみですね。駆け出す感じで表現するんです?
最終幕
ジョバンニの闇深くない?
カムパネルラの死を受け入れられるの? そういった所が、舞台に対する不安だろうか。というか、ジョバンニも少年だけれど、カムパネルラも少年ですね。最近景を見ていない気がする。
さて、ジョバンニの喜びとは裏腹に、真実が静かににじり寄ってくる。
ここからのカムパネルラはおそらく、明確な死者。巌氏の植え付けた新しい価値観。
おどろおどろしい景を見る事ができるんでしょうかね?
楽しみです。さぁ、
最終幕が 始まる
おまけ
ないよ。