漫画感想『五等分の花嫁』第78話
感想という特性上『五等分の花嫁』のネタバレを含みます。
ネタバレのバラ肉を茹で、粗熱を取ります。その間にささがきしたゴボウを茹でます。ボールの中で軽く和えたらごまドレッシングをかけて完成です。
豚バラゴボウの胡麻和え風。
『五等分の花嫁』第78話
という訳で、修学旅行編。やっぱりあった、班決め回。
って、前田ァァァ! お前、同クラかよォォォ!
クラスの面子くらい把握しなさいよ、学級長
お約束と言えばお約束なのでしょうね。ただ、ここまで全く触れない辺り、別のクラスだと思っていました。彼は、風太郎と一花が付き合っているものだと認識していますし、友人としても舞台装置としても、いいポジションにいるのですよね。
四葉ちゃんと風太郎の関係が疑われる中、1人だけ、分かってねぇなぁとか思っていたんですかね。加えて、74話で風太郎と一花が2人で登校してきたシーンでも色々考えていたと思うのですよね。
ニヤニヤします。
ニヤけ顔を直す間に箇条書き感想。
- 焼くのは他と一緒でしょうし、生地に問題があると思われますが、何故?
- 向かいの糞パン屋の店長さん、良い人ですね。
- もしかして、四葉ちゃんは度々試食をしてきたのですかね?
- 自由度の高い班決め方法ですね。初期の風太郎だったら、どんな班構成になっていたのでしょう
- えっ!? その後ろ姿はまさか!
- ガキ大将一花。建前はわかったから、自分で誘おうよ
- 三玖は勇気を出せるようになったのかな?
- 二乃の破壊力だけケタが違いません?
- 言葉にするのって、勇気がいるよね
- 五月、マジでわかってなかったのかよ
- 順番が違ったら、2人班は実現したのですかね?
- 前田、貴方認識されてなかったのね
- 気まずい!
二乃の破壊力が強すぎる。ストレートな言葉は胸に突き刺さりますからね。男女の2人班なんて組んだら、確実に公認の仲になりますし、隠す気が全くないですね。このままだと、クラス中を味方につけて、外堀どころか2の丸まで攻め落とす勢いです。難攻不落の本丸だけが残ることになりますね。ばっちこい。
三玖 in 向かいの糞パン屋
あれ? 店長さんすごくいい人じゃない? 向かいのケーキ屋の店長のゲス具合が際立ちますね。あの人、こむぎやさんの事を向かいの糞パン屋って呼んでいますよ。
さて、パン屋は最近客向きが減っているらしい。
変化点としては、かわいい新人バイトが入った事ですね。三玖がやらかしたのかと思っていましたが、流石にお客さんに出しているわけではない様子。単純に向かいのケーキ屋にかわいい新人バイトが入ったのが原因でしょうか。某有名レビュアーが暗躍した結果かもしれません。
売り上げがシーソーのように連動しているのかしらね。
単純に三玖が原因とは言いがたいですね。
それでも、ポイズンクッキングの使い手三玖に料理を教えるのは至難の業。それを完璧ではないものの、一ヶ月の間に改善させている。流石にバイトにそれだけしかやらせていないとは思わないので、普段はそれ以外の仕事をしていると思うので、完全に使い物にならないわけではないと思いますが、根気強さが現れている。
いい人ですね。店長さん。
次は、あちらで死にかけのアルパカにバレーを教えるお仕事ですよ。
班決め!
やはりありました。班決め回。
恋のさや当てがある以上、好きな人と同じ班になる為に行動を起こすのは必定。さてはて、どんな決め方になるのでしょうか。と、思えばかなり自由度の高い決め方。
ほとんど丸投げ。
尖っていた頃の風太郎のままだったら、どのような班を組んだのでしょうか。なんにせよ、風太郎君に友達ができたようで何よりです。
正直、立ち話の時点で怪しいな。と思っていました。男三人立ち話、完全に組もうとしている流れでしょうに。私は、あの後ろ姿に興奮を隠せませんでしたが。
さて、参加面子は3人。三玖と一花と二乃。
流石に一花さんのその手法は小賢しくありません? せめて、四葉を封じながら、自分で誘うくらいの事をして欲しかった。お姉さんキャラはどこに消えてしまったのです?
まぁ、アレはアレで好きですけど。
板挟みにされて、胃を痛める四葉。四葉ちゃんは一花の事は流石に察していなかったと思いますが。空き教室での一花の瞳に宿った闇に、感じ入るものがあったのかもしれません。
作中表現的には三玖と風太郎が同じ班になる事が最低限の目的となりますので、別に、そこに一花がいても問題はないはずなのです。
しかし、図書館で板挟みの四葉ちゃんは、三玖を取るか、一花を取るか悩みます。
おそらく、先のお願いで、一花の気持ちにも気がついたのではないでしょうか?
攻勢の二乃
代理人1人の、代理人戦争はいともあっけなく終わりを迎える。恋の暴走機関車、中野二乃がリングイン。
私とフー君が
2人っきりの
班を組むの
哀愁を誘う。埋め合わせはしなきゃね。
結果は、予想通り先の3人班が出来上がっていたので、悪しからず。
台詞としては、これ以上ないものだったんですけどね。もしも、先約が無かったのなら、2人班は実現していたのでしょうか?
さて、二乃の求めるのは、同じ土俵の争い。あんな彼女だからこそ、姉妹と正々堂々争いたいというのがあるのでしょうか?
喧嘩を売られた2人の乙女の反応は異なる。
一花は黙り込み、三玖は勇気を振り絞る。まだ、自分に自信が持てない様子。
まぁ、反対意見はない(ある)。
次回以降、シスターズウォーの結末が楽しみですね。
次回は、風太郎と一緒にお昼を食べる為に協力体制を築く事になるのでしょうか?
自由行動で何をするか、風太郎は思い出の地に何を求めるのか。二乃はどんな行動を起こすのか。一花はどう暗躍するのか、三玖の策略は?
四葉ちゃんの胃は最後まで保つのか、五月は京都の美味しいお菓子をコンプリートできるのか。
武田は、そして前田の運命は?
次回も楽しみです!
おまけ!
五月さん、本当に一花の気持ちがわかってなかったんですか?
臨海学校回のアレはなんだったのでしょう。一花の行動をなんだと思っていたかで、五月の人となりというか、その辺りが見えそうですね。
この鈍チン!
本記事使用画像は発売の週刊少年マガジン、春場ねぎ先生の著作物、五等分の花嫁の引用物です。
著作権法第二章第三節第五款三二条(引用)