漫画感想『僕たちは勉強ができない』黄昏に氷の華は[X]と舞う
感想という特性上『僕たちは勉強ができない』のネタバレを含みます。
ついに来ました。桐須先生回。100話〜102話。
私はどちらかと言えば、桐須先生√過激派なので、ここ3週間ひたすら小躍りです。
え、教師√はありえない? 年の差がありえない? 知りませんね、お前にも赤い靴を履かせてやろうか。
とはいえ正直、ジャンプ連載中にハッキリとその方向に舵をきる事は無理だとは思っています。先生√は茨の道です。連載中にはっきりと相手を選ぶ展開がくるのなら、先生以外の4人から選ばれるのでしょう。
決まっているわけではありませんし、祈るばかりですよ。、
いやー、いい最終回でした。
終わってない。
『黄昏に氷の華は[X]と舞う』
サブタイトルから素晴らしかった今回の長編。3話で〆と少し短い気も致しましたが、基本的に桐須先生とイチャイチャしていると言う意味では濃い3話でした。X=恋人ですかね。
個人的に神回呼ばわりは好きでは無いのですが、今回は神回と称します。なんですか、アレ。卑怯ですよ。
さて、長編全てを振り返っていきましょうか。
箇条書き感想!
- 美春ちゃんかわいい
- 引退して、すでに一般人なんですけどね
- 人の目がある時期にデートなんて、迂闊じゃないですか?
- クレーンゲームの景品取れた桐須先生かわいすぎません?
- 復帰は、流石に無理じゃないです?
- このタイミングで男子生徒と恋愛関係にあった女性教諭懲戒免職のニュースやめーや(現実)
- 桐須先生の過去、寂しかったのね
- 新任教師、真冬先生、初々しくて愛おしいですね
- 日野さん、桐須先生に責めるのは間違っていません? 音楽系教諭に何も言われていないのですかね?
- 氷の女王爆誕、いつ頃の話なんですかね?
- 美春ちゃん、満更でもなさそうでニヤニヤします。もう少し男性慣れしておかないと、お母さんは美春の将来が心配です
- ファンが凸ってくる可能性がある時期にその格好で玄関に立つのはやめなさい。お父さんは真冬が心配です
- プロポーズかな? 将来本当にプロポーズする時には、この時のことに一捻り加えそうですね
語っておきたいのは、やはり3話目。
黄昏を背負った氷の華ですよ。何アレ、美しすぎません? 少なくとも、他のヒロインがストーリーで勝つ道すじが見えないんですけど。
とは言っても、別に正式にそういう関係になった訳でも、想いをハッキリさせた訳ではないので、いくらでもひっくり返りますが。今後のヒロインたちの動きに注目ですね。うるかなんかは、留学という爆弾を背負っていますからね。
デート回
まずは1話目。
動画投稿者によって、すでに引退して一般人の桐須先生の過去が周知された事で物語は始まる。結果、アイスショー出演オファーまで進むあたり、どこかおかしい。ブランクがある訳でして。色々と気にかかるところはありますけど、まぁ、漫画なので。
さて、それによって家を失う桐須先生。時間を潰す為にも、休息期間中の成幸とデートをする事に。デートじゃんね、あんなん。変装していようが写真一枚で教師生命が終わりかねない。
愛し合っているのは知っているので、もうちょっと周りに気をつけてですね。ツメが甘いですよ。こんな体たらくでは内恋撲滅委員会に無言で後ろを追い回されても、文句は言えませんよ。内恋は楽しいか?
それにしても、ぴょんぴょん桐須先生かわいい。なんで、共同作業してんの。
過去編
語られる桐須先生の過去。
何、あの新任副担任の真冬ちゃん先生。かわいい。ガチガチかわいい。
どうにも、成パパが真冬ちゃんを教師の道に誘った様子。3話目ラストで2人が親子である事は確定的と考えると、唯我家は親子二代で桐須真冬をメロメロにしたのですね。ぐへへ。
しかしながら、語られるのは希望に満ち溢れた教員生活ではなく、恐らく桐須先生初の挫折の壁。なんだかんだ言って、桐須先生はフィギュアの才に溢れる少女だったのでしょう。それこそ、挫折を味わったことのないような。
努力が報われる事を知っているのです。
愛おしき1年。かつて憧れた姿を目指して教師に寄り添おうとする。
蓋を開けてみれば、羽化したばかりの羽に傷がついた。
自分は生徒に寄り添う才能が無いと、かつての選択を後悔する。
私は、これが桐須真冬という人間の初めての挫折をであったのでは無いかと思います。
でもね、日野さん。桐須先生を責めるのは間違っていません? 音楽教諭にはなんて言われていたのです? と、それに準ずる事も考えてしまう訳でしてと、少しだけモヤモヤ。
美春さん、満更でもなさそうですね。
個人レッスンとプロポーズ
はい。プロポーズです。
それ以外に何の感想があると言うのですか。思い出そうとすると、黄昏の氷の華とプロポーズシーンしか思い出せませんね。今週のジャンプはとりあえず2冊買いました。はい。
初っ端から走り出す。桐須先生のうっかり。宅配業者だったらどうする気なんでしょうか。それから、当たり前のように家に招き入れられる成幸。
人の目が集まっている頃だと言うのに、迂闊すぎると思う訳でして。色々と茨の道だと思います。とりあえず、卒業までは大人しくしていた方がいいと思うのですよね。目撃されたら事ですよ。お幸せに。
そして、3日で終わるブーム。そんなものなんですねぇ。
ラストを飾るは、母親への電話。絶縁状を叩きつけられている訳ではないのですね。ちゃんと泣いてくれるのですね。良かった。
まぁ、つまりですね。
桐須先生回、最高でした!
おまけ!
次回は関城さん回の様子、楽しみですね。
私個人としては、関城さんと成幸なら割と幸せな家庭を築くと思うのですよね。ストーリー的にない気がしますけど。
唐突に関城さん√に入っても、受け入れる事ができますね。何の話だ。
今回プロポーズをして、デートイベントも消化。先日は第一子誕生、新婚生活をして、愛の告白、妹さんに認められています。あとは、ご両親に挨拶イベントですね。
とまぁ、一通りのイベントは終わっている訳です。
たとえこのまま、作中でゴールインまで描かれる事がなくとも、文化祭でのワンシーンさえ挟めば、桐須先生√は第一子誕生まで完璧なのですよ。いつか嫁に行くと宣言しましたし。
先生√が許されなくても、すでに読者は先生√を補完する事が可能な訳です。無理に連載期間に世間と戦わずとも、ただ一コマ。夜の華を背負い、右手を差し出す氷の華が描かれたなら……。
結末は、私たちの中に。
桐須先生√過激派からは以上です。