漫画感想『アクタージュ act-age』scene57
感想という特性上『アクタージュ act-age』のネタバレを含みます。
目玉焼きにも色々作り方がありますよね。私はフライパンにベーコンを平行に2枚、その中央にネタバレ卵をダイブ。軽く焼いたところで、ベーコンごと半分に折りたたみ、熱湯を少し回しいれ、蓋をして蒸し焼きにします。半熟堅焼き、好きなタイミングで完成です。この形状、目玉焼きと呼んで良いものなのでしょうか?
目玉焼き。
『アクタージュ act-age』scene57.
今回の掲載順後ろじゃないですか? アンケートが微妙だったというよりも、センターカラーですし、原稿が遅れたのでしょうか? それともセンターカラーが多かったので、雑誌のバランスを取るために後ろの方に配置されたのでしょうか。掲載順が後ろにあると、ドキリとします。
アキラ、何というか当たり前のように登場しましたね。学校にスーパーカーで乗り付けて、変装までして。とても目立ちます。変装していなかったらもっと大騒ぎになっていたでしょうし、間違いではないんでしょうけど。
帰宅時を狙えばいいのにとも、少し思いました。アキラも売れっ子なので、時間がそこしか空いていなかったのでしょうか? その割に、千世子ちゃんの足をやり始めたり、急な仕事が入った千世子ちゃんの代わりに景とデートして熱愛報道されたりと、暇なのかしらと思う事も。忙しいのかよくわからないですね。多分すごくタイミングがいいのですね。よくよく考えると、帰宅時を狙って来たら、映画を撮っていた可能性も考えられます。
アキラに癒されつつも、物語は夜凪景の異常の様を見せつけます。学園編、とても面白いですね。好きです。
はい、箇条書き感想。
- 文化祭、なるほど。吉岡君の初監督、初自主制作映画は沢山のプロに注目される事になるんですね
- 乗り付けるアキラ、運転して来たんですか。駐車場ないはないのです?
- 校内放送で呼び出してもらわなかったんですね
- アキラは活動休止状態を最悪の状態とすら想定したのですかね?
- あの呼びかけに誰も答えてくれないのは一周回って草
- アキラは七生や亀との付き合いがあるのね
- 友情パワー、2人で素人集めて少しだけ協力してもらうのが最適解な気がする
- アキラ君はお客さん
- まぁ、熱愛疑うよね
- 堀君
- Second challenge of the dead,
- 真っ先に声をかけるひなちゃん、よく見てますね
- 何、この異形の力
- 戻らない夜凪と、戻る必要のある関係
- フツーのひなちゃんの眼に映る変人、2人の衝突が楽しみですね
アキラ君登場にテンションを上げていたら、後半は鈍器で殴られるような衝撃。日常の中にいると、その異形の様が強調されるので、作品として輝きますよね。
私個人としては、正直友達作りなんてとっとと終わらせて、舞台の世界にて役者たちとの共演を見たい。というのが本音でしたが、いかんせん面白い。前述しましたが、異形が際立つ分、主人公として輝いているのですよね。最近のトレンドとしては、異界に行って異色の力を発揮するタイプの主人公で面白さを出そうとするストーリーをイメージしてもらうと分かりやすいのかもしれませんね。
文化祭
当たり前のように乗り込んできたアキラを迎えるのは、学園祭まであと5日の文字。
そんな文化祭で景達は自主制作映画を発表しようとしている様子。
ショートとはいえ、5日は厳しくないです? 吉岡君は寝れているんですかね。シーンを繋いで、音を入れて、映像効果を加えて、テロップなんかも必要ですね。
ただでさえ時間がないというのに、まだシーンを撮りきれていない。しかも、生まれたばかりの監督に民草は強力してくれない。2人だけでは、撮影すら間に合わない気もします。
さてはて、2人は?
熱愛報道の2人
当たり前の様に校内に乗り込むアキラ。ペタペタ。スリッパを履いているって事は恐らく事務室に挨拶くらいは入れてそうですね。アキラは有名人ではありますが、学校としては生徒の家族でも何でもない完全な部外者。入れてもらえるのか怪しい所ですね。まぁ、漫画なので。それとも、景の家族枠での訪問ですかね。あいつら、熱愛してるぜ。
そして、映画部のロケ地に遭遇。協力体制が全く整わないアレな状況。協力して然るべきだと思うんですけどね。あんなにも対応が悪いのは……と、思ってしまいます。
逆に、アキラの耳に届いた、嫌悪の声。経験者は語ると言いますか、例の雑誌の所為で身に覚えのある。少々寂しそうな顔。
そうして、声をかけるアキラ。
事実無根だとしても、堂々としすぎている。絶対、アキラだと気がついた何人かが、ツイッターとかで呟くヤツですわ。
『やっぱり、あの2人デキてるみたい!!!ショックー』
あんな人混みにアキラみたいなのを放り込めばどうなるかを景は学んでいる。千世子ちゃんとのデートで。デキてるのあっちの2人だった。
アキラの訪問理由は、亀と七生の命。まだ親交があるのですね。もしかして、次の舞台に関わっていたり……、はしないでしょうね。恐らく次の作品は例の帽子監督のオファーあたりでしょうか。そもそも、アリサ社長はアキラの脇役起用を許すのででしょうか。なんにせよ、天球の面々との交流はあるのでしょうね。こういう所にニヤニヤします。
映画撮影を手伝うと言い出したアキラに待ったをかける景。プロの力なんて借りずに、2人だけの友情パワーで取るのだと豪語する。アキラ君はお客さん! だからと。アキラ君、売れっ子ですけど、文化祭当日も来れるんですかね。
本来、その辺の通行人で構わないので協力者を集めて、撮影の間だけ協力してもらう、というのが最適解だと思います。2人だけ、何て、無茶があるのでは、と不安になります。
そして、案の定吉岡君に勘違いされる2人。
だから、熱愛はしてないの!
↑直したら赤&B
Second challenge of the dead,
テイク2。まぁ、テイク1を撮影することができていないので、表記的におかしいのですけどね。撮影チャレンジ2回目、と言いますか。
2度目もやはりどいてくれない。堀君は変装の為に推定ウルトラ仮面に変身。多分戦闘能力を落とした代わりに長く変身できるタイプの奴ですかね。ウルトラ仮面の設定知らないですけど。勝手にカラータイマーがある姿をイメージしています。ひなちゃん、また遭遇って、暇なの?
そして、景も変身。ダイブした深度は割と深め。景ちゃんが嫌いな ひなちゃんが思わず心配する程に一瞬で顔色を変える。
みんな、逃げて
もちろん、指先には誰もいない。何もいない。恐怖する女には何かが確かに見えている。不審者、不審物、危険。恐怖という感情だけが一人歩き。
わーい、撮影は上手くいったよ〜。
どうやらデスアイランドはまだ公開されていないらしい。まだ、景という役者はコアな立ち位置なのですね。
一部始終を見ていたひなちゃんは、景の異常性に驚きを隠せない。もしかしたら、どこか変わっている程度の自分と同じ人間が何故? ってのが根底にあったのかもしれませんね。無意識下で、フツーの枠に入らなかった異物が、フツーの枠に入る気のない異形だと気がついたのかもしれません。
ひなちゃんの目はこれからどんな景の姿に魅せられるのでしょうか? 次回は人手不足を真剣になんとかしようとする様子。ひなちゃん達ですかね。衝突が楽しみです。
人と違う、自分と違うモノって、すごく怖いのですよ。
次回も楽しみです!
おまけ!
ないよ。