心にうつりゆく由なしごと

漫画感想『五等分の花嫁』第65話

感想という特性上『五等分の花嫁』のネタバレを含みます。

ネタバレ、にんじん、ピーマンを千切りにし、ごま油を引いたフライパンで炒めます。醤油、みりん、砂糖で味付けし、白胡麻をまぶしたら完成です。

ネタバレのきんぴら。

 

『五等分の花嫁』第65話

スクランブルエッグ編5話目。

ペロッ、これはせいさん、神回……⁉︎

まぁ、個人的には好きな話上位何話に入りますけど、神回かと聞かれれば、まだ神回と呼びたくはない。神回呼ばわりはあまり好きではないのが理由だけれども。でも、すごく好きな回だった。

最近は、二乃の可愛らしさにやられていたけど、何だかんだで私は一花派なのですよね。風太郎のお嫁さんは二乃派ですけど。

一花の心の揺れようは見ていてニヤニヤする。え、壊れそう? はい。ニヤニヤします。人の恋愛における葛藤って、様々な感情が引っ張られるんですよね。

 

思うままに、感想を。

  • 二乃は一花の心に、本当に気がついていないのかな?
  • 自分の都合の良い方に話が進まないからって、話を聞いてくれないってのは違うんじゃないかな?
  • キス宣言。今の二乃ならやりそうだけど、さて?
  • 弟子入りしたのか
  • ねぇ、らいはちゃんは?
  • キス未遂、風太郎の心情が気になる。二乃だと思っているのでは?
  • 二乃さん。貴女、隠す気ないですよね?
  • ズルくて良いのよ?
  • 一花と四葉、切ないね
  • 次回、お義父さんと二乃がいる場所に風太郎が!

今週はすごくラブコメしていた。こう、堪え切れなくなった涙が良いよね。

モヤモヤと、ドロドロとした自分を認めたくないのに。目の前でそんなもの一切感じさせない存在がいる。ひとえに片付けられない感情だもの。それでいいんだけど、ね?生きるのって難しい。

 

恋愛相談!

告白されたら 多少意識したりするのかしら?

始まった恋敵からの恋愛相談。でも、敵ではないんですよね。敵ならば、話は簡単だった訳で。一花はこの関係を壊したくない。でも、風太郎の事を独り占めしたい。複雑怪奇な心のあり様に翻弄される。

しかし、恋の暴走機関車は止まらない。走り出した恋は、全力全開ーー‼︎ 

 

関係悪化を恐れる一花? 風太郎との、姉妹とのと心配は尽きないのかもしれない。ただ、二乃との姿を見る限り、関係悪化なんて関係なくて、一歩踏み出す勇気が持てず、でも、取られたくない。まだ私の心の準備ができていないから、待って欲しいなんて感情で、そこに立ち尽くしているのかもしれない。

 

それにしても、ちょくちょく顔を出す黒い一花さん。容赦ないね。しかし、二乃はそれにすら、ポジティブな言葉を返す。

だって これは 私の恋だもの

恋愛に前向きに、二乃はかく語りき。おそらく、二乃だって、三玖の気持ちには気がついているよね。蹴落としてでも叶えるの?

二乃と三玖の関係性の変化も気になりますね。

一花は、臆病で卑怯と、自分を評価しているのだろう。

 

防波堤の上で

風太郎は、5人を見分ける方法を教えてもらおうと、お爺ちゃんに弟子入りした様子。孫に手を出した認定されているのに、よく引き受けてくれたものですね。私としては、風太郎がどの様な交渉をしたのか、気になるものです。

 

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師匠の技は見て盗め

 

ただ、あの子が誰、その隣は誰と言われても困るな、と。見分け方、なぜその子だと思ったのか、などそこを語ってくれないと、どうにもならない。その辺はすでに語ってくれたのかな?

というか、その距離で見分けられるってスゴイですね。お爺ちゃんは、5人を諸動作で見分けているのかな?

 

2人の元へ寄ってきた5つ子ちゃん達。アイナメ食べたい。

そして、動き出す二乃。

五月の姿じゃ

効果が見込めないかも

五月姿の誰かとキスをする可能性を論じてきたけど、二乃が相手の場合は変装を解くのかな?

 

そして詰め寄られる一花。

足の怪我から、昨晩の偽五月と思しき一花を捕まえた。こういう見せられ方をすると、本当にあの五月は一花だったのだろうかと思ってしまう。何というか、痛め方が足首っぽいんですよね。スリードかな? 一花はドジだからね。

まぁ、いいや。

 

しかし、風太郎は自分の正体がわからない。だから、キス未遂。

流石の風太郎にだって、あの雰囲気は、察するものがあるだろう。一花の目の奥に、風太郎は何を見たのかな? というか、明確な好意を口にしている二乃によるアプローチだと思ってしまうんじゃないですかね?

 

というかね、二乃さんや。わざわざ名前を言わなかったけど、好きな人が風太郎だって、隠す気ないよね? 容疑者が風太郎しかいませんよ。

何かの伏線かな?

 

一花の葛藤

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風太郎を呼び出す二乃に、その間のお義父さんの足留めを頼まれる一花。丸くなり、想像の未来に押しつぶされる。何かと理由をつけて自分の想いを先延ばしにしてきた彼女には、二乃のまっすぐな想いが眩しい。

自分は所詮、諦められる様な恋。そのくせ、本気じゃないくせにそこにしがみつく。そんな自分が浅ましい。正々堂々と戦う三玖や二乃とは違う。

私には入る余地も 資格も無い。

 

二乃や三玖の姿は、一花にとっての理想なんだろうね。私には恋愛感情というものはよくわからないけど、負の部分に向き合えるのはスゴイよね。

深い事なんて言えないので、ただ一言。

泣かないで、一花。

四葉ちゃんは一花を、導くことができるかな?

 

来週も楽しみですね。

 

おまけ!

ラストシーン。

風太郎は待ち合わせ場所に遅れていた。もちろん、行き違いなどで、部屋に残したという手紙を見ていない可能性もある。

さもすれば、お義父さんと二乃がかち合っているところに風太郎が現れる可能性があるのではないですかね。ワクワクします。

 

さて、部屋に手紙を置いてきた。

サラリと語られたけれど、忍び込むわけにはいかないだろうし、確実な方法は1つ。上杉パパか、らいはちゃんに手紙を預けること。

そうすれば、確実に風太郎の手に渡るし、逃げようとしても手紙の配達人がモシャモシャやってくれるだろう。

 

それなのに遅れている。

おそらく、こんな時間まで、風太郎は部屋に戻っていない。さて、何をやっているんでしょうね?

五月と報告会を兼ねたデミグラスハンバーグ?

三玖と偶然混浴? 

 

お爺ちゃんに師事しているし、宿のお手伝いでもやり始めました? 家族旅行とは、一体……?

 

旅行もあと一日。

勝負は夜の間かな……?

 

本記事使用画像は発売の週刊少年マガジン、春場ねぎ先生の著作物、五等分の花嫁の引用物です。

著作権法第二章第三節第五款三二条(引用)