心にうつりゆく由なしごと

漫画簡易感想『チェーンソーマン』

感想という特性上『チェーンソーマン』のネタバレを含みます。

対象は第5話まで。今期の新連載陣の中では一番好きですね。

 

まぁ、深い考察みたいなのは苦手なので、簡単に。

  • 少年漫画かな? コレ
  • すっとぼけた主人公
  • ポチの人形、ちょっと欲しい
  • マキマさんから漂うわるいオンナ臭
  • 胸だ!
  • 主人公が人間として、死ぬ話なのかな?

まぁ、そんな感じ。

 

主人公の生い立ちからして少年誌向けじゃないですよね。青年誌で読みたかった作品ですね。

デビルハンターという職業柄、戦うのは悪魔と魔人。1話目のゾンビ、2話の筋肉、同僚パワーさんを見るに、敵はある程度の知識を持っている模様。

加えて、3話目では同僚が人間の闇を体現するなど、完全に権謀術数が渦巻く話。

青年誌向けでない? この話。

 

とりあえず、面白かったです。

 

うっかり、大掃除でジャンプ処理しちゃったからポヤポヤした感想をいくよ。

 

主人公の設定重くない?

ヤーさんお抱えの悪魔祓いとして生きてきたデンジくん。

だからといっていい暮らしをしているわけでもなく、そうしないと生きられなかったから。生きるために悪魔と契約し、臓器を売り、ジャムに夢を馳せる。義務教育すら投げ捨て、ただいいように使われて。

能天気に見えるほど、自分の事を捨てており、ポチとの約束で生きながらえている。

 

ポチは悪魔。顔からチェーンソーを生やした犬。あれ、頭が特徴的だし、もしかして魔犬的なやつだったんですかね。知らんけど。

 

なんにせよ、生きてきた。

 

そんななけなしの平穏も突然終わる。

 

雇い主の親分が、悪魔に騙され、デンジくんが捧げられた。気がつけば死んでいた。バラバラ。そんな中、一縷の望み。人並みの生活。泣くぞ。

彼の夢を見せてくれ、と打ち捨てられたデンジくんを助ける存在があった。そう、ポチだ。

 

悪魔合体

 

生きながらえるため、悪魔と合体した。

 

軽い気持ちで公安のデビルハンターに就職

軽い動機?

就職しなければ、死を軽い動機とな。完全に価値観が壊れている。しかも、選択した生きながらえる道すら、マキマさんに飼われる事。

マキマさん、デンジくんを人どころか、悪魔ですらない存在として見ていますよね。

アキくん。その子、軽い気持ちとか言わんといてあげて。

 

胸だ!

胸だ! じゃないよ。煩悩へのまみれ具合が少年誌の主人公じゃない。

来歴からか、何処か緊張感に欠けるデンジくん。

 

なんにせよ、行動がよめない面白さ。

 

 

どこかすっとぼけた主人公、デンジが人間として生き、死んでいく話なのだろう。その中で、女性に騙されたり、女性にいいように使われたり、紆余曲折の物語なんでしょうね。

少なくとも、すでに私はデンジくんの幸せを祈っておりますのよ?

 

と、適当に切って終わり!

面白い漫画です! 好きです!っての残しておきたいってのが目的なのでね。

 

藤本タツキ先生、いい話をありがとうございます!