心にうつりゆく由なしごと

漫画感想『五等分の花嫁』第89話

感想という特性上『五等分の花嫁』のネタバレを含みます。

ネタバレ肉の塊をぶつ切りにして、フライパンで表面を焼きます。鍋に移し生姜と人参のカケラ加えて一煮立ち、醤油、酒、みりんで味付けし、弱火でコトコト。お肉が柔らかくなったら完成です。

ネタバレの角煮。

 

『五等分の花嫁』第89話

過去編3話目。再び『私と姉妹』にサブタイトルが戻りましたね。おそらく『私とある男子』とを交互にやる気なのでしょうね。となれば、次回は風太郎との絡みで心を動かされた事をやるのでしょう。傾向的には8話、それぞれ4話づつ使うかなのでしょうかね?あの四葉ちゃんが裏で悩んでいた事と、考えるとドキドキしますね、もう一度『私と姉妹』編ともなれば、確実に姉妹の感情が風太郎に向いていく事を語ってくれるのでしょうし、楽しみです。

 

さて、今話。四葉ちゃんが可哀想で平静でいられませんでした。それと身に覚えがある。

いいストーリーだったのですが、何といいますか。銃口を向けられながら読んでいたような気分でした。辛。四葉ちゃんの幸せを祈りまして、三三七拍子!

 

というか、四葉ちゃん。

とんでもなくスペック高いですね。漫画によくいるタイプですけど、助っ人に近い兼部ガールの遍歴ではないです。改めて見ると、人間をやめているレベル。家から通えるレベルの距離での転校だったのであれば、結構有名だったんじゃないですかね?

もしかしたらバスケ部の人達とか、陸部の人達は狂喜乱舞していたのかもしれませんね。

 

の箇条書き感想

  • 金持ちコミュニティ
  • 一花さん、何の部活をやっていたのですかね
  • 何が悪いのかが分からないと、深みにハマるのですよね
  • 全ての元凶のゲーム
  • 名前くらい漢字で書きなさいよと思わなくもない。アレキサンドロス大王
  • 部活に精を出したというより、逃げたって表現が近いのですかね?
  • 四葉ちゃん1人の加入の結果だとすれば凄すぎません事?
  • 落第
  • 助っ人だけ頼んで、助ける気はサラサラ無かったのですかね?
  • 四葉ちゃんの欲求も分かる気がする
  • カンニングは本当なんですかね? 判断がつきません。嘘な気がしますが、さて?
  • その結論は納得がいかない
  • そして、風太

約束を果たせなかったとか、彼は頑張っていたのにとか、そんな事を四葉ちゃんは考えてしまうのですかね? 次回、恐らくその辺りが明かされるのでしょう。楽しみですね。

 

さて、勉強ってヤツは何が分からないのかが分からないとほとんど身につかないのですよね。底の抜けた柄杓で水を組もうとするようなものです。穴の空いたバケツです。

そんな事、学校では教えてくれません。四葉ちゃんは、がむしゃらに頑張ることしかできなかったのでしょう。だから、穴の空いたバケツに底の抜けた柄杓を使って水を貯める事に疲れてしまったのかもしれません。

対して、運動というヤツは、四葉ちゃんに向いていたのでしょう。努力をすれば、その分顔を出してくれました。暗闇を進む恐怖を晴らしてくれました。

これでいいと思ってしまったのでしょう。目的と手段がズレてしまったのでしょう。

 

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学生、失格。

 

気がつけば、以前にも述べられていた、落第という結果。

お義父さんは助けてもくれません。いえ、彼なりに助けてくれたのでしょうか。マル王には人の気持ちがわからない。

 

流れ着いた先が、物語の舞台。

 

考察は苦手なので今話はザックリと行きます。

 

中学生、努力と挫折の時代

監督に言われた一言は、たしかに四葉ちゃんに根付いている。5人の中の私を初めて見つけた瞬間だったのでしょう。

アイデンティティをそこにおいてしまった四葉ちゃんは、暗闇を走り続けます。誰も認めてくれない。結果も現れない。恐らく、学校から与えられたのは叱責。

埋もれてしまうように思えたのでしょう。

よくわかりませんが。

 

高校生、欲求不満と自己欺瞞

暗闇を走り続ける事に疲れてしまったのでしょう。

四葉ちゃんは運動に力を入れ始めます。

四葉ちゃん1人の活躍で、この結果が生まれたのであれば、もはや人間業ではないです。ただ、これ自体は私は誇っていいと思っています。

何というか、それをサポートするのが親の務めなのやもしれません。まぁ、知りませんが。

 

結果が出ないと辛いのですよね。

 

そうして、落第。

 

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そうして出した結論は、皆のために。辛い事をやろうとする意思なのかもしれませんね。

この辺り、私はまだ飲み込めていません。

 

おまけ!

次回、というか、もう発売されていますね。

今回のヒキを見るに次回は風太郎との再会からを描く様子。

 

出会った頃から奔放な姿を見せていた彼女が裏に抱えていたものと考えると、ドキドキしますね。やっぱり、鐘の下の彼女は四葉ちゃんだったように思えます。まさか、私とある男の子編の回想で、キスシーンをやりませんよね? やったら笑います。最後まで私は二乃が風太郎のお嫁さんだと信じていますが。

 

次回も楽しみです!

 

本記事使用画像は2019年6月12日発売の週刊少年マガジンより、春場ねぎ先生の著作物、五等分の花嫁の引用物です。

著作権法第二章第三節第五款三二条(引用)